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時空の旅人 【ときのたびびと】 ジャンル アドベンチャーゲーム 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 1Mbit+64kRAMROMカートリッジ 発売元 ケムコ(コトブキシステム) 発売日 1986年12月26日 定価 4,900円(税別) 判定 クソゲー ポイント もはや原作とは無関係何選んでも大抵は死ぬストレス蓄積ループ歴史上の偉人改悪で一部バカゲー2択で全てが決まる世界の歴史テーマだけは良い きりころされました 概要 特徴 問題点 おバカな点 評価点 総評 余談 概要 1986年のアニメーション映画『時空の旅人』(*1)制作に合わせ、公開から6日後に発売されたゲーム作品。 しかし、これ以上無い原作改悪作品…というより、最早キャラクターの名前だけ借りてきた全く別の話である。 特徴 主人公「クタジマ-トシト」は核戦争の起きる未来を変えるため、とタイムマシンで様々な時代を行き来する。 一応、ストーリーは原作映画の後日談となっており、時間管理局員「セドウド-ジン」(*2)との戦いの後、傷ついた体を癒すべく身を隠していたトシトだが、未来を変えることを諦めきれず、少年たち(*3)を元の時代に返すと、「こんどこそ すばらしい れきしを つくってみせるぞ」と再び過去に跳ぶ。 原作でのトシトは「時間航行管理局員」としてタイムトリップさせられた主人公一行を追う嫌味なキャラクター。一方映画版では、自分をアンドロイドに変えた核戦争を回避するために、時間管理局員の地位を利用して歴史を改変しようとするキャラクターである。本作におけるトシトは、映画版の方の設定に近いと言える。 本能寺に降り立った主人公が織田信長と出会うところからゲームは始まる。各時代で歴史上の人物に会い、彼らの質問に「はい」か「いいえ」で答えるのがゲームシステムの基本。というかそれしか無い。 トシトが訪れる歴史上のポイントは「1582年 本能寺」「1592年 大阪城」「1600年 関ヶ原」など、合計10箇所。そして、2択での解答結果に従い、別の時代へワープする。このとき、スタート地点である1582年より後の歴史は「正統な歴史」「金が支配する歴史」「食べ物が支配する歴史」「愛の支配する歴史」「力の支配する歴史」の5系統に価値観が移り変わっていく。 信長は本能寺の変で誰に殺されたのか、核戦争という未来は変えられるのか。人類の歴史に関わる全てがクタジマ-トシトの2択に委ねられている。 ワープを繰り返し、5つの歴史の全てを見届けることで、真のエンディングに辿り着くことができる。 一度決まったルート(○○が支配する世界)は、途中の選択間違いによって変化するか、ゲーム中Bボタンを押すとランダムワープしてどこかの時代のどこかの世界に飛ぶ。 本作には唐突にして多彩なゲームオーバーパターン(後述)があるなど、バカゲーとしての要素も持つ。 + 会話例 「1894年 東京【食べ物の支配する歴史】」における伊藤博文との会話を例に示す(平仮名は漢字に変換)。 初めて食べた「中華料理」は博文を虜にしました。博「日本の食べ物は好きか?」 →はい 博「清国の食べ物は好きか?」 →はい 博「お前にとってはどっちでもいいことか?」 →いいえ 博「日本の食べ物は世界一だと思うか?」 →いいえ 博「食べ物は清国が一番か?」 →はい この質問の間も博文の心は中華一色。食べ物のため清国へ行ってしまいました。(次の時代へワープ) スタート地点の本能寺を除く(「正統な歴史」しかない代わりに、本能寺の内容は最も密度が濃い)とどの時代もこんな感じで、大抵はものの1分もかからずに次の場面に移る。 1時代につき、質問の数は10種類くらい、3~4箇所へのワープと0~2種類ほどのバッドエンドがある。 ちなみに、上の質問の「どっちでもいいことか?」ではいと答えると「はっきりしろ」と殴り殺されてバッドエンド。 食べ物至上主義以外の伊藤博文がどんな風に描かれているかというと… 正統な歴史 「朝鮮はわが国のものだろう」「日本は清国より強い。軍隊の強さを試そうか」と、日清戦争への態度がかなりロコツ。正統…なんだろうか。 お金が支配する歴史 中国から借金して買った車を自慢する裏で、借金を踏み倒そうかどうしようか思案中。 愛が支配する歴史 中国の女王に切ない恋をし、想いを伝えたくて悶々としている。 力の支配する歴史 日本を東洋一強い国と信じ、勝つ気満々で大陸進出を狙っている。 問題点 極めて味気ない。 トシト自身のセリフ文は用意されておらず、登場人物からの一方的な質問攻めに「はい」「いいえ」で返答するだけの簡素なやりとりが延々と続く。 文字列の使いまわしも多い。 登場する歴史上の人物たちも一般的な人物イメージとかけ離れている面が多く、原作との乖離を差し引いてもテキスト面でクソゲー扱いされることが多い。シナリオによってはより情けなさに拍車をかけるものも。 うつけ者と称される程、破天荒なイメージがある織田信長が「やはり死ぬのは怖い、金はいくらでも出す」「わしには女房がいるんだ」と命乞いをする。 また、史実では弟の信行の謀反を知って暗殺するほどの非情な一面も持っていたのだが、回答によっては「人を信用できない奴は死ね」と言われてきりころされてしまう。 徳川家康と石田三成が、雑煮の「みそ」と「すまし」どちらが美味いかというどうでもいいことを言い合う。 天草四郎が南蛮渡来の菓子「カステラ」を独り占めし、食べすぎで後年苦しんでしまうという結末。 伊藤博文が妙に女好きだったり、借金して買った車を自慢したりと高飛車(*4)。 大塩平八郎に至ってはちょっとした選択ミスで殺される程異様に乱暴者にされ、他の登場人物に比べると死にパターンは倍近くある。(*5) 振れ幅はあるものの大抵の人物は5前後(1つか全く無いパターンもある)に対し大塩平八郎は 9パターンもある。 借金を返済するため、新撰組局長の近藤勇が毎日池田屋で皿洗いをするというオチ。…など。 一応これらは、クタジマの行動によって(変わりようが極端ではあるものの)世界の価値観が大きく様変わりしてしまった結果である。ただし歴史の変化が存在しない時代にいる信長と、歴史の変化では説明できないほど横暴な大塩については擁護困難でもある。 尚、信長は原作映画にも登場しているが比較的好人物(*6)として描かれ、その最期も史実通り自害するものだった。この時点で原作映画も活かされていないことが分かる。というか、映画のクライマックスはトシトが信長を生き永らえらせようとして失敗するというものなので、映画の続きとして見ると「自分の戦いの渦中」にいきなり戻ってきたことになる。名前だけ借りてきたようなものなので以前の展開とドッキングしたりはしないが、オマージュだとしても雑と言わざるを得ない。 質問の選び方によっては同じ会話がループするなど、構成としても不十分な面がある。 露骨な誤字や重複文字もある。 「本能寺は信長と共にほのうに包まれていきました」「信長の思うとうり」「私には天下を取る力が力がないと思うだろう?」(改行含め原文ママ)等。 ゲームオーバーになりやすい。 返答次第では、「怒った相手にきりころされました」などとなってゲームオーバー。相手によっては殴り殺されたり、撃ち殺されたりもする。最速初めに出会う織田信長できりころされることも。 逆に、彼らの逆鱗に触れそうな返答パターンにワープが用意されていることもあり、キレどころもいまいち判らない。 コンティニューやセーブ、パスワードと言った機能は一切無いので、ゲームオーバーの度に最初からやり直し。情けない死に様を笑おうにも、やり直しの辛さがやる気を削ぐ。 + 画像 回答どころを間違えると… いきなりきりころされてしまう。 背景バックにかかれている「なむあみだぶつ」がまるで死に易さを暗示しているかのよう。 グラフィックが横視点で描かれる時代は、十字ボタンの左右でトシトが横移動する。この形式の時代では、次の時代へワープする前に、適当に動き回るタイムマシンを追いかけて回収してもらわなければならない。乗り損ねると当然ゲームオーバー。 ちなみに、原作にも出てくるタイムマシン「COI(Constable Official Intercepter)」をひらがなで「こい」と書いているため、そこのテキストは『クタジマ-トシトは「こい」にのりおくれワープできなくなってしまった』と、まるで失恋でもしたかのような文面になってしまっている。ただ、読み方によっては“故意”に乗り遅れた、とも取れる。 またタイムマシンには燃料が設定されており、時代を下ると回復するが選択肢の間違いなどで時代をさかのぼると減少する仕様になっている。燃料が尽きてもゲームオーバー。 愛の支配する歴史では上述の伊藤博文の他、「豊臣秀吉が淀君を石田三成に取られて落ち込み、更に淀君に好意を抱いた徳川家康が彼女を三成から強奪しようと企てる」「井伊直弼がアメリカ大統領夫人に惚れ込み、恋文を出したり妻を躊躇いもなく捨てようとしたりする」など、不純な恋愛を描いた展開が目立つ。 時代の殆どは刀を常用していた時代を多く占めており、『きりころされました』がゲームオーバーの常套句として扱われることも少なくない。 無限ループ構造になっていて迷いやすい。 前述したように価値基準のよくわからない質問に答えて時代を上ったり下ったり斬り殺されたり、ろくな手掛かりもなく自分がどこに向かっているのかも見失ったまま、あちこちの時代を彷徨いタイムマシンを追い掛け回す展開がゲームの大半を占める。一般的な記憶力の持ち主がまともに攻略しようと思ったら、フローチャートの自作が必要だろう。 最終章の東条英機は特に極端で、本能寺直後のそれぞれ別の世界のスタート地点(大阪城)まで戻されるワープもある。これは真エンドを狙うのでない限り、ゲームオーバーとあまり変わらない扱い。 逆に真エンドを狙う際は、実際にゲームオーバーになった場合のペナルティ「最初からやり直し(全リセット)」が辛くなってくる。ただでさえ死にやすいのだから。 BGMのノリ自体は悪くないのだが、いかんせんたった3曲しかないのですぐ飽きる。 エンディングも相当にデタラメかつ投げやり。 一画面に背景と文章があるだけ、BGMもゲームオーバーの使い回しという味気なさもさることながら、内容も酷い。一応、本来の目的である核戦争の回避は、正統な歴史以外では全て実現しているのだが…。 + その内容 正統な歴史:第二次世界大戦における原爆投下~高度経済成長から、核戦争で世界が崩壊し歴史改変に失敗した結末。考えるまでもなくバッドエンドである。 お金が支配する歴史:宇宙で戦争ごっこ(原文ママ、ガチではなく遊びという位置付け)がずっと流行していて地球はひとまず平和という逆機動武闘伝Gガンダムエンド。というかお金関係ない(*7)。 食べ物が支配する歴史:美味しい食べ物を巡って人々が傷つけあう荒んだ世界となり、旅でお腹が空いたトシトもそれにのまれてしまうという、一番どうしようもない結末。「肥え太った人々が怒った顔で『FOOD!!』というフキダシを発しながら歩き回っている」という異様な光景が描かれており、後味の悪さでいえば正統な歴史以上かもしれない。 愛が支配する歴史:人々は全てのものを愛し合うようにはなったが、(競争心を失ったのかは不明だが)あくせくと働くことも忘れてしまったという全人類ニート化エンド。「トシトは少し疑問を抱くのだった」とマジメに〆ているが、正直違和感は少しどころではない。 力の支配する歴史:激しい戦争の末、人々は全ての武器を処分し世界は平和になった。トシトはほっと溜息をついた。真ED以外では何故か一番ハッピーエンドになった。 真エンディング:自然と人々が仲良く暮らす平和な世界。トシトの旅も終わり、そっと腰を下ろした。ハッピーエンドだが、あの歴史改変でどうやったらこうなるのか全く以て謎。「地道に歴史改変を重ねた結果、理想の世界が出来上がった」というよりは「アテもなく時空を彷徨った末にたまたま理想の世界に漂着できた」という印象が強く、真EDなのに一番しっくりこない(*8)。 平和度で表すなら、真≧力>愛>金>食≧正か。 まるで活かされていない原作要素 原作のヒロインである早坂哲子のイラストがパッケージにでかでかと描かれているが、ゲーム中にはいっさい登場しない。出てくるのは主人公となったトシトと、映画で最終的な敵役を務めたセドウドの名前だけであり、あとは冒頭のナレーションで「しょうねんたち」が元の時代に帰されたことが語られるのみ。強いて言えば信長の他、映画にもチラっと出てきた徳川家康と石田三成は登場するが、その有様は上述の通り。 + 原作のネタバレ 映画の公開に合わせた点やトシトの設定から、原作小説ではなく映画に基づいているのは判るが、そもそも映画はトシトが死んだと受け取れるラストとなっている。対して本作ではあっさりトシトの新しい旅が始まるので、映画と続けて見ると違和感が強い。 映画の結末は、発端となった未来人の少年「アギノ・ジロ」が哲子達を元の時代に送り返し、トシトの「核戦争の無い歴史を作る」意志を継ぎ、壊れ掛けのトシトと共に時空の彼方へ飛んでいくものである。映画の後日談で歴史改変を目指す内容なら、ジロを主人公にして「トシトが望んでいた理想の歴史を追い求める」というストーリーにした方がまだ流れとしては自然だっただろう。 ちなみに小説ではトシトは歴史改変は目論んでおらず追跡者に徹し、最後は歴史修復の影響で存在が消えてしまう。よって、映画とかけ離れているからと言って小説の流れを汲んでいる訳では当然ない。 おバカな点 前述の通り本作は死にパターンが豊富なのだが、偉人たちがトシトを殺す動機やその方法がハチャメチャ。 死にパターンは思わず笑ってしまいそうなものが多く、選択肢も敢えて狙っているものも有る。例えば… + その一例 徳川家康と石田三成にお雑煮を口に押し込められて窒息死。 キリシタン天草四郎に呪い殺される。『サムライスピリッツ』か! 紀伊国屋にばかにしているのかと言われ船から突き落とされる(ちゃんと水しぶきの絵もある)。 大塩平八郎が刀を渡そうとして間違って刺し殺される。 同じく大塩に「米の嫌いな奴に用は無い」と切り殺される。 上記は『大塩平八郎の乱』に因んだエピソードだがどちらかというと死にパターンの多さで大塩のご乱心といった表現でもしているのだろうか。違う、そうじゃない 東条英機に「ばかだという方がばかだ。」と撃ち殺される。子供か。 同じく東条に「果物が嫌いな奴は死ね」と撃ち殺される。 同じく東条に犬を殺すと答えると「犬を殺して何になるのだ。」と何故か殺される(「なぜかころされました」とゲーム中でさえ理由開示放棄)。 他にも東条に欲張りだと主張すると「弾丸を1発頭にくれました(*9)」(原文ママ)。 ……等々。大抵は、本人が感情的になってしょうもない理由で殺される。ネタと割り切るなら見所は満載。(ニコニコ動画)時の旅人・理不尽なTHE END集 他にも、殺されるわけでは無いが乗り遅れや燃料切れのゲームオーバーではシュールかつ哀愁を漂わせるシーンもある。 タイムマシンに乗り遅れてしまった時の片足を傾けて「ちぇっ」という様なポーズ。 ワープ時の燃料切れに至っては「とっ、おもったら ねんりょうが きれてしまった。さあ、STARTキーを おしましょう。」と諭される。 評価点 大元のアイデア自体は良い。 その点でもって意欲作と見る声もある。 一応だが、原作映画では失敗した「信長を生存させる」ことに成功した歴史の先が見られるのもゲームならではである。 エンディングも無茶苦茶なものばかりだが、「金でひとまずの平和が保てる」「愛だけでは理想の世界は作れない」「果て無き闘争に勝者も敗者も無い」と言ったメッセージ性として読み取ることもでき………なくもない? 殺される時に限って言えば刀から銃への移り変わり(廃刀令)の歴史が知れる点。 幕末~明治時代に限って言えば武器の転換期、銃の黎明期に当たるからか射殺ではなく撲殺されるという表現もあり細かい。 総評 性格診断などでよく目にするYES/NOチャートそのまんまのシステム、堂々巡りをさせられるゲーム展開、シンプル過ぎるテキスト。「時間旅行」という親しみやすい題材に、力・愛・金などといった極端な世界観の変化を組み合わせたアイデアは一見良さそうに思えてしまうが、出来上がったものはただひたすらに薄味だった。 登場人物たちの性格の変貌ぶりなどは良くも悪くも本作の見どころの1つとなりえたが、主人公が喋らないせいもあってか、バカゲーとしてもいささか淡々とし過ぎている。 純粋にADVとしてつまらないが故に、本作はクソゲーである。そして、優れた冒険小説を原作に持つ点から言えば、原作無視のガッカリゲーである側面もある。 「歴史の繰り返しを積み重ねることで真のエンディングに辿り着く」という気宇壮大な構成のゲームではあるのだが、その世界観設定が「ゲームとして面白みに欠けている」という一番の欠点を補えるかというとそうでもない。 ある意味では『YU-NO』や『STEINS;GATE』、ジャンルは違うが『まどか☆マギカ』や『仮面ライダー4号』等を先取りしていた……かもしれないがその出来の差は天と地ほどあるのが実情である。 余談 当初は普通の横スクロールアクションゲームとして開発されており、当時のマル勝ファミコンの第一報でも製品版とは全く異なる仕様の写真が公開されている。その写真を見る限りでは、原作版の主人公達のアイコンが表示されていた。 ちなみに原作映画の同時上映は『火の鳥 鳳凰編』であり、『火の鳥 鳳凰編 我王の冒険』としてゲーム化もされているが、こちらは横スクロールアクションである。 こちらも原作とはかけ離れており、パッケージにゲーム未登場の原作キャラが描かれていたりと、本作と同じ匂いを漂わせるもアクションゲームとしての評価は高め。本作も当初の予定通りアクションだったらもしかしたらもっと良い評価を獲得できたかも?トシト「そんな歴史があってもいいと思わねえか」 本作とは別に、映画版を元にしたゲームブックも出ている。そちらは、選択肢が2択じゃない、バトルシーンがあるなど、本作よりも数十倍ゲーム性が高い。 やけに多彩なゲームオーバーのパターンから、後の『シャドウゲイト』などに通ずるケムコクオリティが垣間見えると言われる事もある。あちらは元々海外から輸入したものだが、妙訳によって不思議な味わいが生まれ、単に死にまくるだけでなくテキスト自体を楽しめるバカゲーとしての評判が広がっている。 こちらのサイトには時空の旅人がクソゲーかどうかをアンケート調査した結果が載せられている。
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職業、生活環境、身分・立場、人間関係、ついてまわる運不運など 新ジャンル「アイドルユニットで自分だけ男」 赤提灯「新ジャンル」 新ジャンル「赤ペン先生」 新ジャンル「悪役」 新ジャンル「厚幸の佳人」 自慰ジャンル「あねとも」 新ジャンル「アパートの隣の部屋の住人」 新ジャンル「暗殺者」 新ジャンル「イージス艦」 新ジャンル「イジメっ子」 新ジャンル【居候のお姉さん】 新ジャンル「田舎の魔法少女」 新ジャンル「田舎娘」 新ジャンル「一杯のかけそば」 新ジャンル『ウザ後輩』 新ジャンル「瓜売り」 新ジャンル「駅前食堂のメグ」 新ジャンル「大家さん」 新ジャンル「幼馴染」 自慰ジャンル「幼馴染み」 新ジャンル「幼馴染はVIPPER」 新ジャンル「押入れから少女」 新ジャンル「おしかけ奴隷」 新ジャンル「オタク美容師」 新ジャンル「おっぱいアサシン」 新ジャンル「お局」 新ジャンル「男ファンクラブ会長と男幼馴染」 新ジャンル「男前で美形な女に恋したもののライバル認定されてる」 新ジャンル「お化け屋敷でバイト」 新ジャンル「俺の幼なじみ」 新ジャンル「俺の先輩」 新ジャンル「女悪代官」 新ジャンル「女監督デレ」 新ジャンル「女上司デレ」 新ジャンル「隠れドSを抑えきれない病的後輩」 新ジャンル「体が不自由なのにハンデは無い、と無理する娘」 新ジャンル「可愛くて元気だけどシャブ中毒の幼馴染」 新ジャンル「頑固娘のラーメン屋」 新ジャンル「きすなお」 新ジャンル「寄生」 新ジャンル「義理の自分」 趣味ジャンル「義理百合」 新ジャンル「くっつかない」 新ジャンル「クラスでは地味眼鏡だけど、実はAV女優」]] 新ジャンル「敬語の客とタメ口の店員」 新ジャンル「股間に蛇飼ってる」 新ジャンル「ゴスロリ漁師」 新ジャンル「殺し屋」 新萌えジャンル「コンデレ」を考えてみた 新ジャンル「コンビニの女店員」 新ジャンル「コンビニ幼女店長」 新ジャンル「裁判長」 既出ジャンル「侍」 新ジャンル「シークレットサービス」 新ジャンル「仕事優先」 新ジャンル「障害者の作るパン」 新ジャンル「上官幼女」 新ジャンル「上司がネコで飼い主が部下」 新ジャンル「小説家」 新ジャンル「職業病」 新ジャンル「ショタ先生」 新ジャンル 『寝室押入れ』 新ジャンル「すでに家族」 新ジャンル「素直忍者」 新ジャンル 「前作主人公」 古典ジャンル「先輩」 新ジャンル「そば屋の娘」 新ジャンル「駄菓子屋」 新ジャンル「駄目ゴルファー」 新ジャンル「探検隊」 新ジャンル「男女関係」 新ジャンル「チビ店長ドジ無口」 新ジャンル「定時彼女」 新ジャンル「低身長寮母さん」 既出ジャンル「敵女幹部」 新ジャンル「デレ廃人」 新ジャンル「店員」 新ジャンル「店長」 新ジャンル「灯台守」 新ジャンル「闘病生活」 新ジャンル「ドジ忍者」 新ジャンル「友達」 古ジャンル「友達の妹」 新ジャンル「ツン侍」 新ジャンル「ツンデレ忍者」 新ジャンル「中継ぎ投手」 新ジャンル「何故か腫れ物扱い」 新ジャンル「ニート探偵 略してにーたん」 新ジャンル「忍者妹」 新ジャンル・濡れねずみ 新ジャンル「寝取られフォロー」 新ジャンル「配達員」 新ジャンル「バイトしすぎ」 新ジャンル「売店のおばちゃん」 新ジャンル「 婆 」 新ジャンル「半陰陽師」 新ジャンル「ハンカチ売りの少女」 新ジャンル「火消し娘」 新ジャンル「秘書」 新ジャンル「病院の超売店」 新ジャンル「貧乳魔術師」 新ジャンル「貧乏」 新ジャンル「貧乏女」 新ジャンル「貧乏巨乳」 新ジャンル「覆面レスラー」 新ジャンル「不思議系の隣人」 既存ジャンル「武士デレ」 萎えジャンル「ブラック同僚」 新ジャンル「フリーター」 新ジャンル「プログラマ」 新ジャンル「べっこう娘」 新ジャンル「変(態)な友達」 新ジャンル「ホバー移動後輩」 新ジャンル「ホントにただの幼馴染」 新ジャンル「魔法少年」 新ジャンル「妙なテンションのコンビニ店員」 新ジャンル「無口先生」 新ジャンル「メガネ男爵」 ジャンル「もしも彼女の正体が○○だったら」 新ジャンル「物影後輩」 新ジャンル「郵便屋さん」 幼女裁判長 新ジャンル「幼女社長」 新ジャンル「幼女社長」 永久に皆の胸の中にあるジャンル「ラブラブ」 既出ジャンル「理想的な幼馴染」 新ジャンル「両腕骨折」 新ジャンル「レイプ後」 新ジャンル「歴史教師」しん 新ジャンル「レスラー少女」 新ジャンル「レンタル幼馴染」 新ジャンル「ロリ校長」 新ジャンル「ロリコンビニ店長」 新ジャンル「ロリ侍」 新ジャンル「ロリ上司」 新ジャンル「わたしの殺し屋さん」
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136 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/04/04(月) 21 29 27 ID HUg5C00u 爆裂サッカーはもってるけど、くにおサッカーとは違うからな。 爆裂はゲージを貯めて必殺技発動だから。 あれは今じゃ絶対出せないよな。PS時代だからこそできたバカゲー。 必殺シュート、ディフェンス、パス、ドリブル全部が大爆笑w しかも普通のサッカーゲームとしてのシステムが今のウィイレとほとんど変わらないくらい しっかりできてるのがすごい。爆裂サッカー。 137 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/04/04(月) 23 23 23 ID J6nzBqOH 136 うん。良くできてる。ただフェイントとかないからなぁ。よくカットされてしまう。 サッカーゲームあんまやらないからパスとかあんま出来ないんだよね。 センタリングで決めれた時はかなり嬉しいよね 283 名前: なまえをいれてください 投稿日: 2005/04/10(日) 20 09 37 ID d5eD9M1h 282 持ってるけど、けっこういいよ。 サッカーゲーム自体としては操作感とかはウィイレとほとんど同じで バカな部分が以外がしっかり作りこまれてるのに驚く。 あとはチーム特有のありえねー、必殺シュートの応酬が笑える。 友達の必殺シュートを必殺ディフェンスで防いだりといつのタイミングで どの技を使うかのかけひきも熱い。必殺ゲージを貯めないと必殺系の技は 使えないので徐々にたまっていくゲージを見て使用可能になった技を使って 戦うのがおもしろかったw ただ、ウィイレ大好きなちゃんとしたサッカーゲームが好きな人はたぶん やってくれないと思う。 478 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/04/16(土) 10 03 42 ID GhxTmYbm 爆裂サッカーさあ、技が少なくない? ケースの裏面には百種類くらいって書いてあったと記憶してるんだけど、 名前違うだけで同じ技じゃねーか!ってのが結構有ったような。 パスは何か異様なゴム的なねばりを感じるし。もうちょっと頑張ってほしかった。 480 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/04/16(土) 13 39 20 ID Vdy5KhXD 保護してきました。 ウイイレ2000、80円 マリーのアトリエ、780円 478 爆裂サッカー、技が少ないのはおいといて、操作性は良いと思うよ。 爆裂サッカーやったあとに2000やったら後者の操作性が悪く感じた。 効果音もなんか変だし…。 ロングパスした時の画面のスクロールが爆裂に比べてぎこちない。 爆裂はスクロールが自然。んで、センタリングが繋がりやすくてイイ! 必殺技が高性能な日本が最強ってのがアレだが。
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せがれいじり 機種:PS 作曲者:秋元きつね 編曲者:鴫原智秀 開発元:ブレインドック、ネメシス 発売元:エニックス 発売年:1999 概要 エニックスより発売された一風変わったゲーム。 PSを代表するバカゲーとして知られ、2002年には続編となる『続せがれいじり 変珍たませがれ』が発売されている。 作曲はテレビ番組『ウゴウゴルーガ』に携わった事で知られる、せがれ原作者の秋元きつね氏が担当した。 公式のサントラは発売されていないものの、1999年7月4日に原宿RUIDOにて開催された発売記念ライブ『デジタル農耕民族音楽』の前売り購入特典としてサウンドチームの鴫原氏が製作した『せがれいじりサウンドトラック 山賊盤の海賊盤』が先着20名にプレゼントされている。 上記のサントラは非常に珍しい代物であり入手は絶望的ではあるが、使用されている曲自体は秋元氏がバンド用に書き下ろした曲のため、ゲーム用にアレンジされていない楽曲が複数のCDアルバムに収録されている。 また1部の楽曲は秋元氏のVimeoやYoutubeでも公開されている。 収録曲(1部) フォントの関係で文字が潰れており1部誤ったタイトルの可能性有り せがれいじりサウンドトラック 山賊盤の海賊盤 曲名 作曲・編曲者 補足 順位 オープニング ~キミのヨウス 秋元きつね オープニング タイトル&ママクエ ~UFO~ タイトル画面 ママクエ中 西部(セーブ) ~GERONIMO~ 作曲:秋元きつね編曲:鴫原智秀 セーブ・ロード画面 おうち ~キミのヨウス~ おうち 2望アニメ ~衰~ 秋元きつね マップワープ 全体マップ サクブン ~Insect s Life~ 作曲:秋元きつね編曲:鴫原智秀 さくぶん中 バンド (tommorow) 秋元きつね オキモノ「バンド」 バンド (名称未設定) オキモノ「バンド」 バンド (Amphibian) オキモノ「バンド」 うらないみせ ~Neptuna~ オキモノ「うらない」「あなたのひみつ」 ちびゲームタイトル ~チビゲメゲビチ~ ちびゲーム別CDでは『三つ巴』 インベダンペイ ~いんべい駆~ ちびゲーム「インベ☆ダンペイ」 せがれラリー ~REAL Resort~ ちびゲーム「せがれラリー」 ママのぼりん ~COSMOS~ ちびゲーム「ママノボりん」 せがれっと2 ~グンカンマーチ~ ちびゲーム「せがれっと2」 フンバ*ルンバ ~ペンギン~ ちびゲーム「フンバ*ルンバ」 ゲームクリア ちびゲームより ラウンドクリア ゲームオーバー ネームエントリー ボツその1 ~スネークマン~ ボーナストラック? ボツその2 ~Parallax~ ボツその3 ~ペンギン~ ボツその4 ~ゲームオーバー~ 件ゲットBGM ペンギンゲットBGM1 ペンギンゲットBGM2 マップワープゲットBGM まいまいゲットBGM みみずゲットBGM うきわゲットBGM ~キリン~ オープニングBGM ~キミのヨウス ゲームせつめいBGM ゲームせつめい エンディングBGM(ムービー用) ~Tosleep~ エンディングBGM ~Tosleep~ 歌:5ねん1くみがっしょうだんエンディングUFoとペンギンのアレンジ 第11回978位 ひみつきち オキモノ「ひみつきち」 ネメシスCM ボーナストラック スタジオエッグCM インターネットWINCM 秋元きつねCM 秋元きつねCM(ボツ版) ペンギン(カラオケ) オキモノ「カラオケ」 トゥナイト2サウンドロゴ ボーナストラック Insect s Life(原曲) ジェロニモ(原曲) キミのヨウス(原曲) UFO(原曲) その他 迷いの森 秋元きつね 線画アニメ ほたるのひかり 原曲:スコットランド民謡のAuld Lang Syne仮曲名 サウンドトラック ミンナのヨウス ホントホント 森のなかまたち
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456億ウォン(約44億円)の賞金がかかった謎のサバイバルゲームに参加した人々が、最終的な勝者になるために命をかけて極限のゲームに挑戦する話を描くNetflixシリーズ「イカゲーム」は、8月11日に予告ポスターと予告映像を公開した[韓国ドラマ 人間失格 DVD]。公開された予告ポスターは、「456億、大人たちの童心が破壊される」というフレーズと、「イカゲーム」を象徴する丸、三角、四角が描かれた土地の上に倒れている緑のジャージ姿の男、彼を引っ張っていくピンク色のユニフォームの男、そしてピンク色のリボンがついた大きな箱で視線を奪う。幼少期の思い出を象徴する遊びが、韓国ドラマ ホンチョンギシリーズでどのように大人たちを窮地に追い込んでいくか、作品に対する情報が公開されるたびに好奇心が高まっていく。同時に公開された予告編第1弾は、命をかけてゲームに臨む参加者たちの様子で緊張感を高める。崖っぷちに立たされて、どこなのかも分からない場所に集まった456人の参加者は、1日1つのゲームで456億ウォンに向けて突っ走っていく。ゲームに失敗した代価は、それぞれの命であり、最後まで生き残ったたった1人だけがすべてを勝ち取ることになる。様々な年齢、職業、事情を持った彼らが、どのようにゲームに参加することになり、[韓国ドラマ 海街チャチャチャ]この巨大なゲームを開催する者は果たして誰なのか、好奇心がくすぐられる。また、ビビッドな色と親しみ深い空間、そして参加者たちの阿鼻叫喚が織りなす強烈なコントラストが、「イカゲーム」が披露するユニークなビジュアルとストーリーに期待を高めている。「イカゲーム」は、「天命の城」「怪しい彼女」「トガニ 幼き瞳の告発」などのジャンルを行き来する様々な物語と、深いテーマの作品で認められてきたファン・ドンヒョク監督が演出を務め、無限競争に追い込まれた現代社会を、子供時代の思い出の遊びと結びつけて、大胆な想像力で新しいストーリーを繰り広げる。また、イ・ジョンジェ、パク・ヘス、オ・ヨンス、ウィ・ハジュン、チョン・ホヨン、ホ・ソンテら、多彩な俳優たちが命をかけたゲームに参加せざるを得なかったキャラクターの心理とストーリーを生々しく描き、大胆な設定への没入感を高める[D.P. -脱走兵追跡官- DVD]。
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スーパー野田ゲーPARTY 【すーぱーのだげーぱーてぃー】 ジャンル パーティゲーム 対応機種 Nintendo Switch メディア ダウンロード 発売元 吉本興業 開発元 カヤックYMCATレジスタ 発売日 2021年4月29日 定価 1,000円(税込) プレイ人数 1~2人 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 バカゲー ポイント 野田ゲー詰め合わせのパーティーゲームとにかく雑すぎるグラフィック収録ゲームの出来は玉石混交 野田ゲーシリーズリンク 概要 特徴 収録ゲーム バカゲー要素 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 2020年のR-1・M-1チャンピオンとなったことで一躍有名となった、お笑いコンビ『マヂカルラブリー』のボケ・ネタ作り担当である『野田クリスタル』(以降「野田」)が企画・監修を務めた「野田ゲー」詰め合わせのオムニバスソフト。 野田はテレビゲーム好きが高じて「ゲーム制作」を趣味としており(*1)、持ちネタの一つとしてシュールな世界観と粗い絵柄、笑いを誘うゲームデザインの「野田ゲー」を数多くお披露目している。R-1で優勝した際のネタもこの「野田ゲー」を用いたものであった。 同じく商業化された野田ゲーはスマホではいくつかリリースされていたが、コンシューマーでのリリースは今回が初となる。 事前のクラウドファンディングにより約1300万円もの資金が集まり、16本のゲームが収録されている(後のアップデートにより更に2本のゲームが追加された)。 開発のメインは面白法人カヤックが担当しており、「野田ゲー」とあるが野田自身はプログラミングしておらず、あくまでも野田は企画・監修という立場となっている(*2)。 ディレクターは『ことばのパズル もじぴったん』の生みの親でもある後藤裕之。 特徴 ゲームをプレイすることで「ノダクリスタル」というゲーム内通貨が手に入り、野田ガチャを引くことができる。野田ガチャは一回につき100ノダクリスタルを消費する。 野田ガチャを引くと支援者から募集した素材と野田ボイスが手に入り、コレクションで視聴できる。 収録ゲーム 既存移植ゲーム 『太ももが鉄のように硬い男てつじ 令和も!平成も!昭和も!』(プレイ人数:1人) R-1で披露した野田ゲー『太ももが鉄のように硬い男てつじ』の移植版。 敵の弾を太ももに当てることにより、弾き返しながら右に進んでいくアクションゲーム。太もも以外の場所に一回でも当たるとゲームオーバー。 ちなみに、野田は本作を「もも鉄」と略しているが、当然某スゴロクゲームとは無関係。サブタイトルも、そのSwitch版を露骨に意識している。 『スーパーブロックくずして』(プレイ人数:1~2人) 野田ゲーの代表作の一つである『ブロックくずして』の移植版。 自動で行われるブロックくずしの中を野田の先輩芸人でもあるデッカチャンの顔写真を操作してボールを避けていくゲーム。 デッカチャンにボールが当たるとデッカチャンが大きくなり、4回当たるとゲームオーバー。 『頼むぜ!!ボルダリング姉さん ~アルティメット・エディション~』(プレイ人数:1~2人) 野田ゲーの代表作の一つである『頼むぜ! ボルダリング姉さん』の移植版。 ボルダリングの岩の中にフルーツが混ざっており、フルーツを見つけて食べながら、ゴールまで目指すゲーム。レモンを食べるとスピードアップ。 ボルダリングなのに上ではなく左に進むのはご愛嬌。 新規収録ゲーム 『つり革』(プレイ人数:1~2人) M-1の決勝で披露された漫才か漫才じゃないかで物議を醸したネタを元に作成されたゲーム。野田曰くM-1優勝後から僅か3日で急遽作成されたとのこと。 ゲーム内容はネタ元通り、つり革につかまりたくないので、激しく揺れる電車の中でバランスを取っていくゲーム。画面外に出るとゲームオーバー。 路線は中央本線(中央線快速)であり、東京-高尾間を走る列車に乗っている設定。高尾まで到着すると再び東京方面へ向かうため、原理上は永遠にプレイが可能となる。 Aボタンを押すことでつり革につかまることもできるが、つり革はとても脆いため、長くつかまりすぎるとつり革が取れてしまう。 『将棋II』(プレイ人数:1~2人) あの大人気テーブルゲーム『将棋』の続編。この触れ込みの時点で色々とおかしいがつっこんではいけない。 基本ルールは本将棋とほぼ同じだが、以下の相違点がある。 将棋の駒の初期配置の形は本将棋と同じだが、使用できる駒の種類と配置は一局ごとにランダムで選ばれる。 本将棋と同じく王将を取られると負けだが、どの駒が王将になっているのかもランダム。そのためか、王将の代わりに同じ動きができる「主将」という駒が存在する。 駒は盤外にも移動できる。盤外に移動した駒は消滅するが、移動先に相手の顔イラストがあれば直接攻撃ができ、ライフを1減らすことが可能。ライフはお互い3つ所持しており、相手のライフを0にした場合でも勝利となる。さらに盤外への移動で相手の持ち駒も奪い取ることができる。 一度選択した駒は移動できる場所があれば必ず動かさなくてはならない。 本来の将棋の駒にイラストの駒を加えて200種類以上の駒が存在する。大局将棋かよ。 ちなみに駒の絵に使用されているイラストは支援者から募集したもの。 『音声衰弱』(プレイ人数:1~2人) タイトル通り同じ音声を見つけていく神経衰弱。 音声は支援者が言ってほしい単語を野田が発したものと、支援者自身が発したボイスが使用されている。 『ボタン遠すぎじゃない!? 早押しクイズ』(プレイ人数:1~2人) 出題自体は普通の3択クイズだが、回答権を得るためのボタンを押すには迷路を通り抜けなくてはならない。 『凄六』(プレイ人数:1~2人) 一兆マス先にあるゴールを目指して進んでいく双六。 サイコロを振るのに相手の順番を待つ必要はなく、リアルタイムでサイコロを振り、プレイヤーを進めることができる。 マスに止まることでカードが手に入り、サイコロの数を増やしたり、相手の邪魔をすることができる。 サイコロの数は合算ではなく、そのまま桁数になる。最大12個までサイコロを増やせる(要は増やせる数字は12桁まで)。 『まぁまぁ あぶないじゃん』(プレイ人数:1~2人) 手持ちの牌がリーチの状態で画面上を動き回る牌の中から、上がりとなる牌にぶつかっていく麻雀。 ツモ以外の牌や回転するリーチ棒に当たると「ドン」となり敗北。2人対戦では相手の上がり牌にぶつかることで「ボン」となり、牌を消すことができる。 ちなみに上がる役は全て役満以上となっている。 全くの余談だが、野田は過去に「役満」という名前のコンビを組んでいたことがある。恐らく偶然の一致ではあるが。 2人対戦ではお互い25000点持っているが上記の通り、上がる役が全て役満以上なので、完全に点数が形骸化している。 『マシュマロいくら焼けるかな』(プレイ人数:1~2人) 寝ているおばあさんに見つからないように、マシュマロを焼いていくゲーム。 『~GALS FIGHTER~ 応援』(プレイ人数:1~2人) 自動で戦いを行うギャルたちを応援する対戦ゲーム。 Aボタン連打で戦っているギャルたちにバフ・デバフアイテムを投げつけることができる。どう見ても「応援」というより「妨害」してるが。 こちらのゲーム、実は『徒然チルドレン』や『幸せカナコの殺し屋生活』などで知られる漫画家の若林稔弥が支援のリターンという形で制作に関わっており、ゲームのアイデアそのものは若林が出したものである。 『次おります早押しバス』(プレイ人数:1~2人) 指定された目的地のアナウンスがされたらボタンを早押しするゲーム。 アナウンスにはフェイントも混じっているため、よく見極める必要がある。 『おたけさいこっちょーゲーム』(プレイ人数:1~2人) お笑いトリオ「ジャングルポケット」の一人、おたけの持ちギャグである「おたけさいこっちょー」「おたけさいてっちょー」を題材にしたゲーム。 「おたけさい」まで出た後、後半が「こっちょー」か「てっちょー」か当てるゲーム。野田曰く2~3時間くらいで作成したらしい。 ちなみにこのゲーム、おたけが野田に「自分もゲームに出してくれ」としつこく頼んだため渋々作成したゲームであり、後述のすゑひろがりずなどとは違い、おたけは支援者ではない。 『世直し すゑひろがりず』(プレイ人数:1~2人) 狂言の漫才で知られるお笑いコンビ「すゑひろがりず」の2人を操作して、悪人を改心させながら、善行を行うアクションゲーム。 アクションゲームの中でも見下ろし型で、ゴミを拾ったり落ちているお金を交番に届けるなど、いわゆる「ドットイートゲーム」と呼ばれるジャンルになっている。 プレイヤーは範囲攻撃でブロックを壊しやすい「なんじょう」と直線攻撃を放ち敵を倒しやすい「みしま」の2人から操作キャラを選ぶ。 ボス戦では音ゲー方式で悪い言葉に合わせてボタンを押していく。良い言葉はスルーしないと、こちらがダメージを受ける。 クラウドファンディングで100万円を出資して得られるリターン「野田ゲーをいっしょにつくれる権(ゴージャス)」により、出資したすゑひろがりずと共同制作したゲーム。マヂカルラブリーとすゑひろがりずは共に「大宮セブン」(*3)の一組である。 『新・干支レース』(プレイ人数:1人) 13匹の動物たちによる新しい干支を決めるためのレースゲーム。 出場する動物は本来の干支の動物に加えて、支援者のペットが参加している。そのため、犬と猫の比率が非常に多い。 野田のペットのハムスター「はむはむ」も参加している他、デグーやウーパールーパーなどのペットとしては珍しい動物も参加している。 また動物ごとにスピードや重さが設定されているが、大量に動物が存在する都合上完全上位互換が多数存在するというある意味割り切ったパラメータになっている。 『オニオンクエスト』(プレイ人数:1人) 魔王の居ない平和な世界でただひたすらレベル上げをするRPG。 このゲームを簡潔に説明すると、「FC時代のRPGのレベル上げ”だけ”を抜き出した」内容。敵の強さも激しく、野田曰くレベルが10000以上でないと倒せない敵も存在するらしい。 アップデートによる追加ゲーム 『漫才王』(プレイ人数:1~2人) ボケとツッコミの二人を引っ張り、飛ばすことで制限時間内に舞台上に揃えるゲーム。 ボケ・ツッコミ・マイクの3つが舞台上に収まっていればクリアとなる。 『人面ニャ』(プレイ人数:1人) 人面ニャと呼ばれる謎の生き物に捕まらないように、家からの脱出を目指すアドベンチャーゲーム。 公式では全く触れられていないが、ゲームシステムやグラフィックなどが、有名フリーホラーゲーム『青鬼』と非常に酷似している。……大丈夫なのだろうか? バカゲー要素 非常に野田ゲーらしい雑なグラフィック 全体的なクオリティが誇張抜きで落書き・雑コラレベル。写真の切り抜きが雑だったり、フォントが潰れていたりと、良くも悪くも家庭用ゲーム機のソフトらしくなく、野田ゲーの雰囲気が存分に醸し出されている。 あまりに低クオリティなため、野田が作成したものと思われがちだが、これらのグラフィック、実はカヤックのデザイナーが野田ゲーの雰囲気に合うように”あえて”クオリティを下げて作成したもの。本作のディレクターである後藤裕之曰く「エンジニアからも「本当にこれでいいのか」と何度か言われた」とのこと。(4gamer.netより) 支援者が描いたイラストもそのまま使用されているが、大勢から募集したため当然画風やイラストのクオリティもバラバラである。 支援者から募集した写真も画質が粗かったりする。一般人から募集したので多少は仕方ない部分はあるだろうが。 ちなみに本作のイラストやBGMの大半は支援者から募集したものである。 登場人物が知らない人だらけ 本作のクラウドファンディングにあたり、支援してくれた特典として、支援者がゲーム内に登場するのだが、その大半は一般人である。 支援者たちは顔写真をそのまま使用、もしくは似顔絵で登場している。 一応、登場する支援者の中には、すゑひろがりずなどの芸人の他にも、漫画家やVTuberなどもいるため、一般人しか出てこないわけではない。 破天荒なコンセプトの収録ゲーム 普通の本将棋を『I』扱いしている『将棋II』や、一兆マス先のゴールを目指すというインパクトのあるルールを採用した『凄六』など、コンセプトの時点でバカバカしいゲームが多数を占めている。 その他の笑いどころ 『将棋II』の駒のイラストは例に漏れず支援者のものが使用されているが、都合よく対になるものがあるとは限らないため、成った結果滅茶苦茶な成りをすることがある。 例えば、お笑いコンビ「ニューヨーク」の屋敷のイラストの駒があるが、相方・嶋佐を描いた支援者がいないため全く関係ない駒に成る。 『凄六』のマスの止まった際に表示される文章はプレイヤーにとってプラスであろうがマイナスであろうが関係ない文章が表示される。金を落として前に進んだり、株で儲けて後ろに戻ったりすることもよくある。 『新・干支レース』では「片足を飼い主の掌に乗せている(お手をしている状態の)猫の写真」が採用されているが、野田曰く「綺麗に切り抜くのも難しい」ため「猫+人間の掌」の状態でそのまま走っている。 このゲームの参加動物は他にも、2匹のペットが一つのキャラ扱いで同時参加していたり、殆どが実写の中で唯一イラストで参加しているペットがいるなど、ツッコミどころは多い。 『人面ニャ』は人面猫に触れると全力でモフモフしたくなってしまい、帰宅が数日単位で遅れて出勤に穴をあけてしまうという、怖いと言えばリアルに怖いが、どこから突っ込めばいいか分からないズレたホラーテイストのアドベンチャーとなっている。 支援者から募集したBGMの中にはボーカル付きのものも少なくなく、例えば『次おります早押しバス』のタイトル画面で演歌が流れたりと、なかなかカオスである。 ちなみに、歌入りの曲が送られてくることは完全に想定外だったらしく、野田もどう扱うかかなり困ったらしい。 評価点 全体的にわかりやすい操作方法。 『つり革』を始めとした多くのゲームがスティック+Aボタンしか使用しないシンプルなゲームとなっており、取っつきやすい。 多くのゲームが2人プレイ対応の上、操作方法もシンプルなため、Joy-Conを使ったおすそ分けプレイとも非常に相性が良い。 『将棋II』は王将がランダムという仕様上、運の要素が大きいが、戦略性が全くないわけではなく、意外と奥深い。 運の要素が大きいおかげで本将棋と違い実力差を気にせずに楽しむことができるのは、将棋に馴染みのない人からは好評。 一方で手に入れた持ち駒は王将ではないので安心して使うことができる、膨大かつ覚えづらい駒の動きを何とか覚えて使いこなすなど、戦略性もある程度存在するため、完全な運ゲーというわけでもない。 一度選択した駒は必ず動かさなくてはならないという仕様も、面白さに繋がっている。駒の動きがわからない最初の内は、予測不可能な動き方をする駒に翻弄されること間違いなし。 『まぁまぁ あぶないじゃん』は麻雀に関する最低限の知識があれば、中々楽しめる。 最低限、役の作り方を理解しておく必要があるが、それさえ理解していれば、自身の手配を確認しながら、違う牌やリーチ棒に当たらないように、上がりとなる牌にぶつかっていくゲームとなっている。 二人用モードであれば、難易度設定で「二枚のペア一組と、残りは全て三枚組の連番または同じ牌に揃える」という、基本中の基本に当たる組み合わせしか登場しないようにもできる。 最初に手牌が全て表示されるまでに少し時間があり、その間も牌やリーチ棒が動き回っているため、手牌を確認している間に負けてしまうということもよくある。 麻雀初心者でも楽しめるゲーム内容となっている上、普通の麻雀と比べて時間がかからず、決着が早く着くといったメリットも存在する。 システム上、手牌が「国士無双 十三面待ち」の場合、圧倒的に有利という欠点はあるが。 『世直し すゑひろがりず』は2021年のゲームとしてはシステムがかなりレトロではあるが、一つのアクションゲームとしては、非常に作り込まれている。100万円出資しただけはある。 まず、すゑひろがりずのボイスがとても充実している。老人に間違えて攻撃した際や交番にお金を届けた際に専用ボイスが用意されている他、老人をおぶって歩く際に狂言風に「そろりそろり」と言い続けるなど、細かく設定されており、2人協力プレイだと、いい意味で騒がしくなる。 パワーアップアイテムなども存在し、純粋なすゑひろがりずのゲームとして見ても、完成度が高い。 ステージ数も全部で9つと、なかなかのボリューム。 『オニオンクエスト』はFC時代のRPG一本分に相当する遊びごたえがある。 特に淡々とレベル上げをするのが好きな人にとっては非常にハマるゲームとなっており、本サイトでいうスルメゲー的な魅力が存在する。 操作系はシンプルながらかなり快適に作られており、無駄な待ち時間も少なめでサクサクと遊べる。 追加ゲームの一つ『人面ニャ』は、やり込み要素もそれなりにあって遊び甲斐がある。 特定タイミングで出現する人面ニャに接触しないよう回避ルートと隠れ場所を探し、アイテムを集め道を切り開いていくという、小粒ながらも意外に充実したアクションアドベンチャーとなっている。 一部BGMが良い。 前述のボーカル曲の他にも『世直し すゑひろがりず』のタイトル画面等で使用されている「和魂洋才」や『凄六』のプレイ中に流れる「暁の反応」など、意外と良曲が多い。 賛否両論点 『凄六』は要はいかにサイコロを12個揃えて先に進むかというゲームになっている。見た目的にもなかなか派手であり、仕様と戦略さえ理解できれば面白く感じる。 反対に、仕様を理解していない最初の内は面白く感じづらい。そのため、面白さを理解する前にやめてしまう可能性も。 ゲームバランスも若干大味であり、対戦では下手をすれば決着が着くまで10分近くかかる泥試合になる可能性もある。故に総合的な評価はやや賛否両論。 賛否が分かれる要因としては以下の通り。 一兆ものマスがあるのにも拘らず「ふりだしに戻る」という非情なマスが存在する。止まる確率は低いがこれのせいで運次第では全くゴールに辿り着けない。 「相手をストップ」というカードを相手が進んでいる最中に使うと強制的に停止させることができる。そのためお互いがこのカードを持っていると、互いにサイコロを増やせなくなり、時間が長引く。手に入る確率もそこそこ高い。 基本カードゲーなのに「相手のカード全消し」という強力すぎるカードが存在する。一応、手に入る確率は低めに設定されているが、明らかなぶっ壊れカードなのは事実。 以上から、『凄六』のゲームバランスはやや粗め。ゲームバランスの悪さを含めて面白いと取るか、調整不足と取るかはプレイヤー次第と言える。 良くも悪くもレトロな『オニオンクエスト』。 特徴でFC時代のRPGに例えたが、細かい仕様の部分までFC時代のRPGのようになっており、昨今の親切なRPGしか遊んでいない人からは、若干厳しい要素も。 エンカウント方式がランダムエンカウントであり、敵を倒した後、一歩でエンカウントしたり、反対に全然エンカウントしなかったりする。 基本、エンカウント率は非常に高く鬱陶しい。出現する敵の大部分は一撃で倒せる雑魚であるため、こういう演出と割り切ってしまえば、そこまでテンポが悪いわけでもないのだが。 魔法も敵ごとに弱点が決まっているが、弱点以外の攻撃魔法は一切効かないので、かなりシビア。 橋を渡るとモンスターが強くなるというレトロRPGのお決まりも存在するが、エンカウントエリアの処理が大雑把であり、川の近くでエンカウントすると、川を挟んだエリアのモンスターとエンカウントしてしまうというところまで再現(?)している。 ゲームバランスもレベルを1000以上上げることを前提としたバランスとなっており、敵の強さの上がり方がやや高め。レベルとモンスターによっては5・6桁のダメージを食らうこともある。 上記の要素を「懐かしい・やりごたえがある」と感じるか「古臭い・不便」と感じるかは人による。 『人面ニャ』は割とガチで怖い。 世界観やグラフィックスこそ緩いギャグ調なのだが、不気味なBGMと共に追いかけてくる人面ニャからの逃走劇は、意外にもきちんとホラーになっていて怖い。 セーブのための電話のある通路に出現することも多く、システム上の嫌らしさも相まってプレイヤーに恐怖を刻み込んでくる。 登場人物たちの緩い会話も、当初は単なるギャグと認識できるのだが、徐々に狂気の産物のように思えてくる。 見た目こそ緩くて手抜きなアドベンチャーなのだが、人によっては、いざ遊んでみるとガチのトラウマを植え付けられる恐れもある。 もちろん「怖い」というのは、ホラーとして真っ当に成立している証拠でもある。ただし本作の性質上、プレイヤーによって評価の分かれる要素ともなるだろう。 問題点 『おたけさいこっちょーゲーム』は実質コイントスの裏表を当てるだけとほぼ同一内容なので、すぐに飽きてしまう。 一応、おたけの写真のパターンから判別することは可能ではあるが、判別ができたらできたで作業ゲーと化すためどうしようもない。手に入るノダクリスタルも多くないため、稼ぎにも使えない。 対戦では山勘で2択を選んだ方が先手を取れる分若干有利なため、単にボタンを連打しまくるゲームになりがち。 収録ゲームの中でもぶっちぎりで評判が悪い。中には、おたけが居ない分コイントスの方がマシという辛辣な評価を下す人も……。 おたけのバラエティ番組での扱いや前述の制作経緯(しつこく頼んで作ってもらった)を考えると、ある意味これも「野田ゲーらしい」とも言える。 『~GALS FIGHTER~ 応援』は、勝敗がキャラクター性能と運の要素による部分が大きく、プレイヤーの操作が勝敗に響きにくい。 まず、肝心のアイテムの効果が微小な上に、対戦しているキャラクターが動き回るため、狙った位置に当てにくい。仮に的確にアイテムを当てれたとしても、キャラクター次第では負けるときは負けてしまう。 キャラクターの中でも「不知火照美」が強すぎる。その証拠として一人プレイモードで不知火照美を選択した後、アイテムを全く投げずに、そのまま放置しても高確率で勝ち進んでしまう。 一応これを利用して、楽にノダクリスタルを稼ぐ裏技もあったが、流石に酷すぎたのでアップデートによりキャラバランスの修正がされた。 『次おります早押しバス』の対戦が泥仕合になりやすい。 2人対戦時のお手つきをした際に減点するというルールと、ラウンドを進めていくとアナウンスが高速化していく仕様の2つが原因となり、プレイヤーがお互いお手つきを出してしまうと、アナウンスを読むのが難しくなってしまい、決着が着きづらくなってしまう。 『まぁまぁ あぶないじゃん』は、麻雀の知識がないと遊べない。 役の組み方さえ知っていれば問題はないのだが、これを知らないと本当にどうしようもない。 ゲーム内では「“アガリ”の牌に当たればボーナス点」という以上の説明が皆無に近く、また失敗した際も、どの牌に当たればよかったのか正解を教えてくれない。 配牌によっては多数のアガリ牌が発生することもあるため、「正解」を表示しにくかったのかもしれないが。 何をどうしたら「アガリ」なのかの説明すらないので、麻雀を知らないとまったく意味が分からない。また、これが麻雀であるという説明もない。 四面子+一雀頭の法則さえ知っていれば大丈夫かと思いきや、これに該当しない特殊役もかなりの頻度で平然と出てくる。 前述の通り、「二人で遊ぶ」際に限れば特殊役が登場しない難易度も用意されている。一人プレイでも同様のオプションが選択できれば、まだもう少し間口が広かっただろうと思われるのだが。 既存移植野田ゲーは基本的な仕様はそのままの状態で移植しているため、出来は若干粗い。原作を尊重したとも言えなくもないが……。 『もも鉄』は一回でも被弾すると即ゲームオーバーになるため難易度が高め。 『ブロックくずして』は実質2回ボールに当たると負けが確定する。というか被弾すると大きくなるという仕様上、ノーミスが理想。 相棒と一緒モードでは相棒を利用した安全地帯が存在する。 『ボルダリング姉さん』は対戦する際に遅れている方にしかカメラが追尾しないという点がそのまま。ちなみに野田はこれは仕様と言い切っている。 もっとも実際、「圧勝している側は手探りのプレイになる」というこの要素が、対戦ゲームとしてのバランス調整に寄与している側面はあるのだが。 とはいえ自分の操作キャラクターが見えないというもどかしさは、いかんともしがたいストレス原因となるのも事実で悩ましい。 同じく『ボルダリング姉さん』で、アルティメットの背景が支援者から募集した画像になっているが、視認性を考慮してないため、ゲーム画面が非常に見づらくなっている。 アップデートにより修正された問題点 Joy-Conで本作を起動すると、強制的におすそ分けプレイになってしまう。Proコンを持ってない人だと、一々再設定する必要がある。 特定の手順を踏むことで、ノダクリスタルを消費せずに野田ガチャを引けるという、とんでもないバグが存在した。手順も難しくなく、方法さえ知っていれば簡単にコレクションをコンプリートすることができてしまう。 総評 収録ゲームこそ、出来の良いものもあれば悪いものもあり、はっきり言って玉石混交である。 1,000円という低価格で16+2本の様々なおふざけゲームが遊べるコスパの良さもあって、総合的にバカゲーとしては佳作レベルのクオリティと言える。 単なるタレントゲー、野田ゲーとして切り捨てずにプレイしてみると、意外と楽しめることだろう。 余談 当初は2021年3月の発売を予定していたが、1ヶ月延期になっている。 その理由はマヂカルラブリーがM-1チャンピオンになった事で野田が多忙になってしまい、打ち合わせの時間が取れなくなってしまった為。(ファミ通.comより) 発売延期を経験したゲームは数多くあれど、製作者の一人がお笑い賞レースで優勝した事を理由に延期したゲームというのも本作が最初で最後であろう……。 その結果、野田の知名度が大幅に上昇し、発売日もゴールデンウィーク直前という最高の状況とタイミングでリリースできたのは怪我の功名とも言える。 一般人から募集した素材をそのまま使用するというコンセプト上、結構苦労した部分もあるらしい。 ディレクターの後藤裕之によると「著作権に抵触しないか,あるいは倫理的に大丈夫なのかなど,そこの確認が大変でした」「人によっては遠慮なく下ネタを入れてくる」と語っている。(4gamer.netより) 発売前に先行披露した際にも野田自身も審査に通らない可能性があると、心配する様子もあったが、無事問題なく発売された。 野田はあらゆる場所で「本作の配信に制限は一切ない」と発言していたが、実際にはよしもとゲームズによるガイドラインが決まっている。(参考:よしもとゲームズ公式サイト) そこまで厳しいものではないが、プレイ動画を投稿する際は目を通しておくと良いだろう。 発売前や発売直後から様々なニュース番組やバラエティ番組などで宣伝されたおかげか、発売から僅か2日で3万ダウンロードを突破した。(ファミ通.comより) そして発売から一週間で5万ダウンロードを突破した。(4gamer.netより) ニンテンドーeショップのパッケージソフトを含むランキングでも一時期『New ポケモンスナップ』と『モンスターハンターライズ』の間に挟まれ、2位になったことがある。このことは野田もちょくちょくアピールしている。 Nintendo Switchの2021年上半期ダウンロードランキングでも、21位にランクインしている。(My Nintendo Storeより) ファミ通オンラインでは発売前からイベントなどを通してプレイ動画を逐一生配信していた他、発売後も野田がゲーム発売後の各種バグに対して開き直り謝罪会見が生配信されているなど、これらの動画もコンテンツの人気に一役買っているといえる。 2021年末には9万ダウンロードを突破した模様。(公式Twitterより) 任天堂のインディーワールドによる「Hello! インディー」 第41回で本作が取り上げられている。 当ページのトップにも使われているメインビジュアルの画像(野田が顔の上半分だけ出して上の方を見ている)は『たけしの挑戦状』のカセットラベルを模したデザインになっている。見たことがある人ならすぐに分かるので意図的に狙ったのだろう。 2021年8月19日に無料アップデートでゲームが2本追加された。 これは単なるサービスではなく、クラウドファンディング時の「ゲーム内の主人公になれる権」「ゲーム内の相棒になれる権」「ゲーム内のヒロインになれる権」を購入した支援者に対するフォローと予測される。 実際、アップデート前のコレクションの中に、ゲーム内に未登場の主人公・相棒・ヒロインの支援者がいた。アップデート後に追加されたゲームでは、主人公・相棒・ヒロインとして、ちゃんと登場している。 「2021 61st ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」の「メディアクリエイティブ部門」に本作が入賞している。 2021年10月29日発売の「別冊コロコロコミックSpecial12月号」に本作を題材とした読み切り漫画が掲載された。 その後の展開 2021年8月19日に次回作である『スーパー野田ゲーWORLD』がNintendo Switchで2022年にリリース予定であることが発表された。 本作の時と同じくクラウドファンディングによる資金調達が、2021年8月19日から10月18日の2か月の間実施され、『PARTY』のクラウドファンディング時の3倍以上となる約4200万円もの金額が集まった。 その後、2022年3月12日に行われたファミ通のイベントで、収録ゲームが一部先行公開され、(審査が通れば)2022年7月下旬に発売予定であることが発表された。 更に同年5月11日に公開された任天堂の「Indie World」の動画において発売日が2022年7月28日であることが決定し、発売日通りに発売された。
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登録日:2009/08/14(金) 09 58 20 更新日:2023/10/29 Sun 11 56 32NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 18歳以上 2chベストエロゲー Zero はじめてのおるすばん はじるす アグネス「キサマラカクゴハデキタカ?」 エロゲー クーラー ゲーム バカゲー ロリゲー ロリコン 問題作 問題作←良い意味で 抜きゲー 日売テレビ公認 この作品はフィクションなの。 登場する人名、団体名、地名などはぜ~んぶ架空のものだよ、おにいちゃん。 だから、じっさいのものとはな~んにも関係ないの。 それから、作品中に出てくる人物(キャラクター)はみぃんな18歳以上だからね! 通称「はじるす」 はじるす――それはZEROが産み出した史上最強の対人類用兵器(ロリゲー)。 多くのロリコンを発狂させ、新たなロリコンを作り上げた恐ろしい兵器(ロリゲー)。 基本はストーリーが無きに等しいひたすらイチャイチャしまくるバカゲーであり抜きゲー。 双子姉妹を一日毎に交互に楽しむ。 だが、ヒロインがどう見てもロリにしか見えない事で話題になった問題作。 発売当初は規制が厳しい方だったが、それを無視した。 もちろん、良い意味で。 ちなみに、登場人物は全て18歳以上である。1 8 歳 以 上である。 大事な事なので2回言いました。 マニュアルに書いてある年齢が一桁なはずが無い。 見える人は邪悪な心を持っているからです。 予想以上の反響と年末発売のために出荷数が追いつかず、一時期はかなりのプレミアがついていた。 そして、商品を求めてさ迷う「はじるす難民」はかなり有名。 後にリメイク版の『はじめてのおるすばん~りにゅーある~』が発売された。 内容は同じだが、何故かクーラーが消失している。 後、モザイクの面積がかなり狭くなった。 もちろん、良い意味で。 ちなみに最初のプレイは放尿視姦である。 続編に『はじめてのおいしゃさん』、『ななみとこのみのおしえてA・B・C』『はじめてのおてつだい』がある。 尚、これらの作品に出るキャラも全て18歳以上である。1 8 歳 以 上である。 大事な事n(ry ◆登場人物 ゲームでは声優は非公開。以下はドラマCDのキャスト 観月しおり 声:あさり☆ 双子の姉。タレ目でやや内気な性格。マジメで料理好き。 6月9日生まれ 血液型:A型 身長:133cm 体重:29kg 3サイズ:63/51.8/68 観月さおり 声:もっち 双子の妹。ツリ目で積極的な性格。おませでイタズラ好き。 肛門の方が感じやすいらしい。 6月9日生まれ 血液型:A型 身長:133cm 体重:28kg 3サイズ:62/50.8/67 遠藤宏 声:須藤彦一 プレーヤーの分身である主人公。「宏」はデフォルトのもので変更可能。 観月姉妹の隣の部屋に住む大学生。 おそらく、コイツ(宏)になりたいと思ったのは俺だけじゃないはず。 ちなみに、続々編にあたる『ななみとこのみのおしえてA・B・C(以下ななこの)』では、彼女たちにふさわしい男性を目指すべくイギリスへ留学。 しかしその行為は二人を寂しがらせることになってしまい、最終的に留学を止めて戻ってくる。決して英国料理のマズさに耐えかねたからではない…筈。(*1) その結果、彼は留年することになってしまい、後輩(ななこのの主人公)からはその事でいじられまくる羽目に。 ◆テーマソング 「夢はなにいろ?」 歌 ましろゆき 大人になりたい女の子の可愛らしい気持ちを歌った名曲。多分「みんなのうた」で流しても問題ない。 追記・修正よろしくね♪お兄ちゃん あ、言い忘れたが、さおりとしおりは非処女です。 パラダイム出版の小説版のみとある理由から処女であり、破瓜シーンがある。詳しくはあとがきで。 まぁ、18歳以上だしNE☆ ※後に続編?の『はじめてのおいしゃさん』のオマケで二人の処女喪失シーンが追加されています。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 友人の誕生日にこれとはじいしゃを実家に送りつけたら「テロだ!」とブチ切れされたのは良い思い出 -- 名無しさん (2014-07-26 02 09 57) ↑鬼畜の所業なり。つか見つかったら真面目に社会的に死ねるわww -- 名無しさん (2014-07-26 02 19 01) 二次ロリの何が悪いんじゃああぁ!!三次元のロリをどーこーするよりよっぽど害が無いじゃろぉがああぁ!!…すまん。取り乱した。 -- 名無しさん (2014-07-26 06 12 00) ↑「二次元にいずれ我慢出来なくなって三次元に手を出す(キリッ」が自称・知識人の理論だからなぁw 全く、三次元より二次元の方が良いって何故分からないのだろうか… -- 名無しさん (2014-07-26 08 26 36) そもそも三次に手を出す根性が有るならエロゲなんぞプレイせんわwww -- 名無しさん (2014-07-26 09 46 39) ロリが好きで二次に走ってるんじゃない。二次が好きでロリに行き着いたのだ!焼きそばが食べたいのとカップ焼きそばが食べたいのは違うように!二次ロリ好きは性犯罪など起こさん! -- 名無しさん (2014-07-26 14 36 47) お前らは俺か -- 名無しさん (2014-08-25 22 46 23) 「夢はなにいろ?」の2番のサビのラストにスパイダーマッを乱入させる悪戯。 -- 名無しさん (2014-08-25 22 47 54) ↑俺はお前らなんだよ。 -- 名無しさん (2015-04-08 08 32 03) アウトすぎるわwww -- 名無しさん (2016-03-14 04 34 14) 夢はなにいろ?を聞いて泣きそうになった…ポケットにファンタジーを聞いた後みたいな感覚だ…俺疲れてるのかな -- 名無しさん (2019-03-20 21 15 35) アニメ化おめでとう! -- 名無しさん (2020-03-20 12 20 22) この調子ではじいしゃも頼む。少女連鎖とかいたいけの方が嬉しいけど -- 名無しさん (2020-03-20 12 21 47) 時代が時代だしシステムとか絵柄とかは大目に見るとしても声がクソ ロリのロの字もない大人声 ロリボの出し方練習して収録して欲しかったな -- 名無しさん (2022-01-25 01 33 25) (ふたりあわせて)18歳以上だから問題ないという迷言を聞いて、なるほどだから双子にしたのか!というどうでもいい感心した記憶がある -- 名無しさん (2023-06-18 08 38 29) 名前 コメント
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絶技についてのルール 絶技とは、努力・才能(生来の能力など)により身に着けた特殊能力を表現するものです。 このA-DICでは発動した絶技の効果は下記のものになりますが、どの様な姿(?)で表れるかは使用者のイメージにより大きく異なります。 また、意見・要望を出して下さった方のご協力により説明文や使用例などの記述もありますが、セッション内容にそぐわない様であればSDの裁量により変更なさっても構いません。 以下の絶技は判定単位200を基準に書かれています。 絶技の使用に関しましては こちらで解説を行っていますが、その中から基本的な事柄を再度掲載します。 絶技の習得に関しては、キャラクターに「その絶技を習得できる環境であった」という設定が必要である。 1ターンに使用できるのは1回のみ。発動までのタイムラグは5秒(特殊なケースを除く) 特に記述のあるものを除いて、基本的に同じ種類を複数取る事で効果を拡大できる。 指定のある絶技以外は受動判定に使用できない。 協調行動時には協調者は絶技を使用できない。 ルールブックに記述がない特殊な使用を行ったときはSDの裁量により効果が修正される。 絶技の使用により全成功要素が停止しキャラクターが死亡しても、絶技自体は発動する。 絶技を使用するとその絶技に設定されている点数だけのダメージ(疲労)を受ける。 停止する成功要素についてはプレイヤーは停止する理由と共にSDに提出する事。 その後の展開で必要になりそうな成功要素を温存するのも作戦として有効と思われる。 Index 絶技についてのルール専用絶技一般的な技術 特殊な絶技 コメントをどうぞ 専用絶技 以下に大江戸A-DIC専用の絶技を紹介します また、これらは基本的な絶技ですので新たに絶技を作成したい場合は 絶技作成ルール?を参照してください。 一般的な技術 大立ち回り 主に白兵戦闘で相手の数がこちらより多い場合に使用可能な絶技。 根源力1000相当の成功要素を加えることが出来る 根源力:1000 疲労度:3 範囲:本人 持続時間:1行動 黄金色のお菓子 交渉事の際のお約束絶技 黄金色の菓子を渡す(小判10枚が基準)ことで交渉の際に根源力1000分の成功要素を得ることが出来る。 根源力:1000 疲労度:2 範囲:1対象 持続時間:1行動 特殊な絶技 以下の絶技を習得するにはそれぞれ条件を満たす必要があります 心眼 達人の域に達したものが使える絶技 視界を閉ざすことで集中力を高め、周囲の異変(空気の流れや人の気配、目に見えない気の流れなど)を察知することが出来る。 根源力:2000 疲労度:3 範囲:本人 持続時間:1行動 習得するには追加設定で「実はある分野において免許皆伝である」を取得している必要がある 人間独楽(にんげんこま) かつての代官時代に鳴らした技で対象の帯を(洋装ならベルトとか)あっという間に引っ張りきる。 使用された相手は衣服に関する成功要素があった場合停止しなければならない。 もしくは根源力1000の成功要素となる。 根源力:1000 疲労度:4 範囲:1対象 持続時間:1時間 習得するには追加設定で「昔悪代官だった」を取得している必要がある。 真・銭投げ 伝説の岡っ引きの力を借りるといわれている絶技 戦闘もしくは追撃の際、小判1枚を大量の銭に替えて対象に向けて投げつける 根源力1000の成功要素となる 根源力:1000 疲労度:2 範囲:半径20m 持続時間:1行動 習得するには「十手」を所持しており、なおかつ追加設定で「実はある分野において免許皆伝である」を取得している必要がある 控えおろう 隠していた己の身分を明かすことで周囲の空気を一変させる絶技。 これによって自分以外のPCに+500の万能成功要素を送ります。 受動判定やダメージを肩代わりさせる事も可能です。 また、この成功要素は一度の行動にのみ追加され、以後は効果は消滅します 根源力:周囲のPCに+500 疲労度:2 範囲:半径30m 持続時間:1時間 習得するには追加設定で 「実は自称貧乏旗本の三男坊だった」 「実はとある偉い方に仕えており、葵の紋所が入った印籠を所持している。」 「実は身分を隠した北町(南町)奉行だった」 のいずれかを取得している必要がある なお、現状では以下のA-DICファンタジー絶技も使用可能とする。 大振り くすぐり お掃除 演芸 怪力戦闘 鍵開け 忍び歩き スーパー手料理 精密照準 速攻 大跳躍 武器破壊・武器落とし 罠外し 夜目 - コメントをどうぞ 絶技のアイデアやここは修正したほうがいいんじゃない、などありましたらこちらにコメントどうぞ。 -- 鋼 (2006-06-28 12 29 20) 名前 コメント
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スタンバイSay You! 【すたんばいせいゆー】 ジャンル 声優監督シミュレーションゲーム 対応機種 プレイステーション、セガサターン 発売元 ヒューマン 開発元 メディアエンターテイメントアートスケープ 発売日 1997年3月20日 定価 各6,090円(税込) 判定 クソゲー ポイント 通称「 声優魔人 」あのデス様の低得点記録を塗り替えたある意味バカゲー?そもそもゲームかどうか怪しいSS版は何故か18歳以上推奨 備考 サターン版には絵柄違いが3種類あり 千葉繁関連作品スタンバイSay You! / ボイスファンタジア 概要 特徴(というか、問題点) 問題点 その他 評価点 総評 余談 概要 声優がアイドルよろしくコンサートまで開く様になった1990年代の「アイドル声優ブーム(*1)」に乗っかる形で作られたゲーム。 元々はWindows3.1/95対応で登場した同名のゲームをプレステ、サターンの両機に移植したもの。 しかし家庭用機で出るや別の意味で凄まじい反響を巻き起こし、「声優魔人」の異名を得た最凶の声優ゲーとなった。 特徴(というか、問題点) オープニング ゲームを起動するとまず流れるOPが色々な意味で凄まじい。その内容は以下の通り。 本作で結成されたユニット「インタラプト・ガールズ」(横山智佐(*2)、篠原恵美、丹羽紫保里)の3人が、暗闇の中「暗黒太極拳」よろしくいきなり実写で歌いながら踊る。 まず始まりのイントロでは皆軽く踊っているが、歌が始まると突如棒立ちになり、睨むようなカメラ目線かあさっての方向を見ながらかの2パターンのカットのみで歌う。 1番が終わると出演声優のキャストや名前が出た後ドデカい文字で「 千葉 繁 」の3文字が出る。唐突な巨大文字は強烈なインパクトとなり得るだろう。 そして最後はレコーディング風景とオフショットのようなものが流れて終わる。 + 繰り返すが、これがOPである…。 ストーリー プレイヤーは声優兼音響監督の千葉氏の弟子となり、前任の音響監督が制作途中で逃げたテレビアニメ「インタラプト・ガール」の代理の音響監督をやることになるという話。 実写ムービーやカットでいろいろな声優が顔を出して登場しているので、これに面食らう人も多いが、ここまでならよくある実写ゲーである。問題は…… システムとゲームの流れ 音響監督であるプレイヤーが、声優の演技指導(指摘程度)をしながら音声収録をこなしていくことがこのゲームのメインとなる。というかそれしか無い。 しかし適当に選択肢を選べば先に進めてしまう。選択肢は直後の台詞や一部ムービーが変化するのみで、後の進行にはこれといって影響が無い。この時点で「シミュレーションゲーム」と呼べるかは怪しい。どちらかというと「アドベンチャー」に近いのかもしれないが、そもそもあまりにも薄すぎて「ゲーム」の概念に当てはまるかすら怪しい。 会話画面や音声収録の他には、スタジオ内を自由に移動するマップ画面になることがある。バラけて休憩する声優達を呼んだり、各所にいる声優と会話し、それぞれの疑問に選択肢で答える。 この移動マップがRPGツクールで作ったようなチープな代物。しかも移動速度が異様に遅い。他にも背景の判定が雑で主人公が壁の上に立ったり、画面切り替え直後の移動は1秒ほど下向きのまま固定されてカニ歩きになったりと、作りそのものが甘い。また、左下にある二部屋は扉が閉まったまま終始入れないため作った意図がわからない等、全てにおいてグダグダ。 マップでは時間を掛けすぎるとおネエ言葉のプロデューサーからクビを言い渡されるクサイ演技のムービーが挿入され、ゲームオーバーとなる。 演者をまともに呼べないスタッフも問題ではあるが、一時間以上経っても現場に来ない声優も問題である。 ちなみに1回目の移動マップでは、これから収録を開始するため休憩中の声優を集めるのだが、その内の1人は自身の収録が中途であるにもかかわらずダブルブッキングで現場を去る。 声優を呼ぶ以外でのマップ移動では、その辺にいる声優と任意で会話し、声優の質問に選択肢で答える。 しかし選択肢の正否は直後の一文が変わるのみで意味が無く、そもそも話し掛けようとしたら忙しいと言われ会話すら出来ない場合がある。そして2回目以降のマップ移動は任意で、とくにやる意味も無いのにゲームオーバーの概念もあるため、マップ移動そのものが無意味。 本作のメインとなる(と思われる)音声収録は、「テレフォンサービス用音声」と「アニメ予告編」のみを撮るだけ。アニメ本編は無い。 テレフォンサービス用の収録は、「台本の確認」「テスト収録」「本番収録」の3つの選択肢がある。 台本で台詞を確認し、テスト収録でアドバイスをし、本番に挑むわけだが、台本は別に確認する必要は無く、デフォルトの演技が普通なためテストでアドバイスする必要も無い。というかアドバイスすると明らかに棒読みになったり奇妙なテンションになったりするので、そのまま本番収録した方が良い。ちなみにぶっつけ収録だろうと異様な演技であろうとも、収録は問題なく先に進む。 テレフォンサービス用音声の収録を複数回行うとアニメ予告編の収録になるが、これはただ見るだけでプレイヤーが意見を挟む余地は無い。 この予告編、アニメの質は良いのだが、音声のみで効果音やBGMは無い(*3)ため見ていて虚しい。収録時の状態としては間違いでは無いのだが…。 この予告編が終わると打ち上げになり、簡単な会話とムービーの後に即エンディング。プレイの仕方(*4)にもよるが、一時間前後で終わる。 問題点 「インタラプト・ガール」の設定には、キャラクターデザイン、演出、脚本に実在の大物を起用しており凄いのだが、オマケ程度で劇中劇とも呼べず、ゲーム本編と全く関係ない。というかイラストと短いやり取りと予告アニメしか無いため、キャラデザ以外はほぼ無駄遣い(*5)。(後述) また、キャラ絵は完成されたものもあれば絵コンテ程度のものもあり、不統一である意図が見えない。 結構実写ムービーが挿入されるが、コントが安っぽい。また入れる必要の無い意味不明のものもある。 例を一つ挙げると、横山氏が休憩時間にお弁当を食べようとするシーンでは、江戸っ子の弁当屋(配役不明)に何故か突然ぶちギレられる。カメラワークも弁当屋メインになってるが、何故わざわざこれをムービーにするのかがわからない。というか意味がわからない。 オマケ内には弁当屋に褒められるムービーもあるが、正否の判定は不明。というかムービーの内容から、直前のやり取りがカットされてると思われる(*6)。 声優ゲーをうたっているくせにフルボイスではない。 音声の収録の質が悪く、途切れたり雑音が入ってたりする。音声収録をテーマにした声優ゲーでこれは……。 その他 ミニゲーム 本編をクリアするとミニゲームで遊べる。しかし条件が本編クリアというのがきつい。というかダルい。 紙芝居ツール イラストと音声を組み合わせ、4コマ漫画を作り鑑賞するというもの。 イラストは表示されてるものから選ぶが、音声は番号の表示のみと選びにくい。イラストや音声のパターンも少なく薄い内容。 天国クイズ 声優の声当てクイズ。誰の声か当てるものと、何人で同時に喋っているかを当てるものの、二種類の問題がある。 誰の声かを当てる方は選択肢に男性声優と女性声優が混在しており、答えが丸わかりの場合がわりとある。同時に喋る方は1人のときがあり、これも丸わかりである。また、15問1セットを3セットもやらされる。 地獄クイズ 矢尾一樹氏の出題する問題に答えるクイズ。 しかし内容が支離滅裂であり、クイズにすらなっていない。もはやこのクイズ自体が問題である。まさに地獄そのものであるが、本作で遊べる一本である。 配役割り振りゲーム 最初に3つのストーリーから選択する。内容は決まっており自動進行するが、新しい登場人物が出るときに好きに配役を割り当てられる。 あまり中身の無いように見えるが、選択出来る声優は全パターン収録しており、女の子に男性声優や、おっさんに女性声優を当てることも出来る。やり方によってはとんでもなくカオスな物語に仕上がる。こちらも本作で遊べる一本。 セリフあて 最初に文章が短い時間表示されるので記憶し、次に6つに分けられた単語の中から、最初の文面に無かった間違ったものを探すというもの。 選択肢は音声で読み上げられるが、テンポが悪い。 このミニゲーム、どこにあるかと言うと「オプション」にある。このオプションをゲーム起動後に選ぶと「クリアしてからまた来てね」とだけ出るので、結果オプションは無しという意味につながる。あの充実したオプションで知られた『デスクリムゾン』ですら一応存在していたのに。 ちなみにゲームクリア情報は記憶されないので、ミニゲームを遊びたければ起動のたびに本編をクリアする必要がある。どこでもセーブ可能なのでエンディング前でセーブしておけば楽だが、エンディングは飛ばせない。 ミニゲームの多くはごく普通のゲーム。しかし矢尾氏による「地獄クイズ」が恐ろしいテイストを放っている。 逝っちゃっている意味不明の問題文とさらに逝っちゃっている意味不明の三択回答が続き、全問が終わると「今夜は焼き魚」の謎のメッセージ(*7)。 + 地獄クイズ 例題1「こんにちは タケル君 手紙 読んでくれた?」・まだ・返事も書いた・あんた誰? 例題2「太郎は何度も 何度も 母の名を叫びました しかし母は 遠い異国の地 その叫びは母には 届きませんでした?」・うん・…といわれても・答えは12 例題3「明日の天気はなに?」・はる・あむ・くもん--問題全てがこの調子である。このシュールさが笑えるかどうかは人によると思うが、普通に遊べるバカゲーとして数少ない評価点だろう。 ……このゲームを未プレイの人は、ここまで読んでも内容の意味が分からないだろう。 評価点 表パッケージのイラストは普通に良い。そして何故かエロチック(*8)。 逆に言えばこれに釣られた犠牲sもとい購入者も居るということだが…。 パッケージ詐欺とも言えるので、評価になるかは正直微妙なところではある。 出演声優陣が豪華 「インタラプト・ガールズ」の3名や千葉氏、上述した矢尾氏以外にも、三木眞一郎氏や大谷育江氏など現代でもよく耳にする名前が多数見受けられる(*9)。 各キャストの演技も申し分なく、会話シーンでの音声は無いが、それ以外の音声やムービーは豊富で、声優ゲーとしての名前は保っていると言えるだろう。 やはりというか何と言うか、音楽はわりと良かったりする。数は少ないが、どれも普通に問題の無いレベル。オープニングも映像がアレではあるが、歌そのものは良い。 ミニゲームの一つの「配役割り振りゲーム」はその名の通り映像に声優を割り当てるゲームなのだが、やはりというか『北斗の拳 世紀末救世主伝説』の世紀末シアターのようにハッチャけたキャスティングを楽しむ事ができるとそこそこの評価を得ている。 総評 要するに、内容が相当薄く、一般的なゲームの水準にも達しておらず、ゲームとは呼べない代物である。スタッフが豪華な劇中アニメに、有名声優の起用。そして声優に演技指導をして収録風景を疑似体験出来るというコンセプトそのものは良かったと思えるが、どうしてこうなってしまったのか。 方向性がどこか間違っているミニゲーム等、バカゲー的な要素は無くは無いが、本編の出来があまりに悪すぎて明らかにクソゲーであるという印象を強烈に与えてしまう一品。 余談 ゲーム雑誌『セガサターンマガジン』の1~10点・10段階の読者評価において、初登場で平均点1.0769点を叩き出してしまい、当時(評価の低さで)無敵を誇っていた『デスクリムゾン』の1.0909点を抜き、同誌史上最低の評価を獲得した。 冒頭で述べた「声優魔人」の異名は同誌編集部より送られたものである。 セガサターン版は18歳以上推奨。理由は不明(パッケージイラストがPS版よりエロイ(*10)から?)。 本編で見られるムービーのうち、オマケのリストに入ってないものがある。本作のムービーを何度も見たい人間がいるかは不明だが…。 メインキャストのうち大谷氏と矢尾氏の2人は、何故か移動マップで会話が出来ない。 またミニゲームでは、メインキャストの中で無名の新人と大谷氏が選べない。なんで大谷氏ばっかり… メインキャスト以外では佐々木菜摘氏、安井邦彦氏、松田健浩氏の3名がエキストラとして出演しているが、会話画面では1回出るのみで台詞もわずか一言。声での出演もアニメ予告編で一言のみ。わざわざキャスティングする意味はあったのだろうか?(後述) 更にエンドロールには稲田徹氏や今村直樹氏、小松里賀氏に前田愛氏など、新人声優9人(*11)がクレジットされているが、どこに出演しているかわからない。 メイン声優以外の登場人物は、プロデューサーと寿司屋と女性1人の3人くらい。これらはおそらく9人のうちの誰かが担当しているのだろうが、他の6人はどこに…? エンディング直前の記念撮影のようなムービーでは、画面の小ささと画質の荒らさで分かりにくいが大勢の人間がいることが確認出来るので、この中にはいると思われる。しかしこのわずか数秒のラストカットのみの出演というのもおかしいので、本来の出演シーンを丸ごとカットされたのだろうか? 下記のドラマCDに出演しているのかもしれないが、詳細は不明。 ドラマCDが発売された。 上記に書かれたわざわざ起用する意味の無い脚本家と演出家、エキストラ声優は、こちらメインで起用されたと思われる。ゲーム内でレコーディング風景のスチルも数枚表示されるが、ゲーム本編と同時に収録されたのだろうか。 パッケージには始動編と書かれており、ゲーム本編でも色々と展開していく大きな企画と言われているため、もしかしたらゲームの評判が良ければ実際に展開していくつもりだったのかもしれない。もしそうなら、まずまともなゲームを作れという話だが。 同様のコンセプトのクソゲーには他にも『ボイスパラダイス エクセラ』『FreeTalk STUDIO マリの気ままなおしゃべり』『ボイスアイドルコレクション ~プールバー ストーリー~』『アポなしギャルズお・り・ん・ぽ・す』などがある。 およそ半年後には、本作に続き千葉氏が携わった声優ゲー『ボイスファンタジア 失われたボイスパワー』が発売されるのだが……
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飛龍の拳シリーズリンク 機種 タイトル 概要 判定 元祖 AC 北派少林 飛龍の拳 心眼システムの対決パートのみで構成されている。元祖・異種格闘技ゲーム。 ナンバリング FC 飛龍の拳 奥義の書 横スクロールアクションの道中パートやボスが隠し持つ強化アイテムが加わる。 飛龍の拳II ドラゴンの翼 RPG要素が加わり、戦闘も派手に進化。 良 飛龍の拳III 五人の龍戦士 グラフィックが進化した一方、難易度が上昇しゲーム性は低下。 なし スピンオフ FC 飛龍の拳スペシャル ファイティングウォーズ 対決パートのみで構成されておりグラフィック変化などもあってAC版の雰囲気に少し近い。キャラ育成要素あり。 GB 飛龍の拳外伝 GBなので操作キャラは龍飛1人のみ。 GBC 飛龍の拳烈伝GB 上記『外伝』のリメイク。 SFC 飛龍の拳S ゴールデンファイター 道中パートはジャンプアクション要素が薄れ、『ソードオブソダン』のような雰囲気に。心眼システムなしの通常の格ゲー化するファイティングモード搭載。『III』で削除されたVSトーナメントモード復活。 SFC 飛龍の拳S ハイパーバージョン 『ゴールデンファイター』のパワーアップ版。恒例の道中パートと心眼システムは『飛龍の拳S』が最後となった。 SNES Ultimate Fighter 『ハイパーバージョン』をさらにパワーアップさせた、『飛龍の拳S』の海外版。 対戦格闘 SFC SD飛龍の拳 グラフィックをSDキャラ化。システムは心眼システムを廃止しており通常の格ゲー化。主人公達は龍戦士に変身しないがボスは変身姿で法力も使う。 GB SD飛龍の拳外伝 『SD飛龍の拳』のGB版。 SD飛龍の拳外伝2 キャラを4人追加。その他は同じ。 GBC SD飛龍の拳外伝EX 上記2作のマイナーチェンジ版。奥義のコマンド簡略化やキャンセル、コンボの実装でよりアクティブかつスピーディにシステムがブラッシュアップ。 PS バーチャル飛龍の拳 『バーチャファイター』風味の3D格闘化。しかし、うまく馴染まなかった。 なし N64 飛龍の拳ツイン 「バーチャル飛龍の拳 Ver.1.5」モードと「SDひりゅうのけん」モードの2本立て。レベル上げやアイテム集めの育成要素あり。 SD飛龍の拳伝説 『ツイン』のSDモードの発展系。『飛龍の拳 奥義の書』に基づいたストーリーモード搭載。『スーチャイ』シリーズのキャラも参戦している。 8ビットコレクション / 16ビットコレクション FC 8ビットコレクション カルチャーブレーン Vol.1 『飛龍の拳III 五人の龍戦士』『スーパーチャイニーズ』『スーパーチャイニーズ2』の3本収録。 SFC 16ビットコレクション カルチャーブレーン Vol.1 『飛龍の拳S ゴールデンファイター』『スーパーチャイニーズワールド』『スーパーウルトラベールボール』の3本収録。 16ビットコレクション カルチャーブレーン Vol.2 『飛龍の拳S ハイパーバージョン』『スーパーチャイニーズワールド2』『スーパーウルトラベールボール2』の3本収録。 16ビットコレクション カルチャーブレーン Vol.3 『SD飛龍の拳』『スーパーチャイニーズワールド3』『スーパーチャイニーズファイター』の3本収録。 関連作品 機種 タイトル 概要 判定 スーパーチャイニーズシリーズ FC スーパーチャイニーズ2 ドラゴンキッド 龍飛がゲスト出演。 良 SFC スーパーチャイニーズワールド 『飛龍の拳』シリーズのキャラが多数登場。 バカゲー スーパーチャイニーズワールド2 宇宙一武闘大会 本作のVSモードの発展形として『SD飛龍の拳』が作られた。 良 スーパーチャイニーズファイター 『SD飛龍の拳』のエンジンで作られた『スーチャイ』の格ゲー。(ワールド2由来の逆輸入) 押忍!!空手部 『飛龍の拳S』をベースに企画された。ただしスタッフが異なるのでスーチャイのようにプログラムを流用してる訳ではない。